ガードが堅く、羽生結弦選手といつも一緒で
「べったり」とも揶揄されがちな、
羽生結弦選手の母、由美さん。
由美さんに関するお話です。
羽生結弦選手の家族構成
父親、羽生秀利さん:
宮城県内の公立中学校で教頭先生
母、由美さん:
元ダイエー紳士服売り場でパート勤め
姉、サヤさん:
1990年生まれ
羽生結弦選手より4歳年上
以前はフィギュアスケーター
(8歳〜18歳まで10年間活動)
現在アイスリンク仙台の職員
羽生結弦選手の母、由美さんの仕事
元ダイエー勤務
羽生結弦選手の実家、
仙台にあるダイエーというと、
「ダイエー仙台店」でしょうか。
ダイエー仙台店は8階建て、
スーパーとはいえかなり大きな店舗です。
羽生結弦選手の母、由美さんが勤めていたと思われる
紳士服売り場は、
ダイエー仙台店では5階のメンズフロアにあります。
「紳士衣料品・紳士肌着・紳士くつ下・紳士靴」
という名称です。
由美さんは、そこでパート勤めながら
売場の主任待遇で勤務していました。
紳士服売り場の主任という仕事
紳士服売り場の主任という役職は、
売場責任者であるフロアマネジャーのもと、
売場をまとめる責任のある立場です。
ダイエーとしての立場なら、
取り引き先であるテナント店舗を指導しつつ、
フロアマネジャーに代わって
様々なマネジメントも行っていかなければなりません。
たとえば、苦情処理もその重要な仕事のひとつです。
通常、売場の主任クラスが
真っ先にクレーム対応にあたります。
あとは催事の準備を行ったり、
テナント店舗のスタッフが
書類のハンコをもらいにきたり。
毎朝の朝礼を主任が行う売場もあります。
パートの「主任待遇」なので、
どこまで責任の範囲があるのかその売場によるのでしょうが、
フロアマネジャーがいない時は
その売場の最高責任者になるわけですから、
なかなか大変な仕事だと思われます。
園遊会で活かされた、仕事の経験
この時の由美さんの経験が、
2014年4月17日に行われた園遊会で活かされました。
園遊会用のスーツを買いに行こうにも、
行くところに人だかりが出来てしまう羽生結弦選手。
スーツや洋服を買いに行きたくても外出できません。
そこで、ホテルに紳士服メーカーの担当者を呼んで、
羽生結弦選手の園遊会用スーツを仕立てたそうです。
誰よりもスーツをエレガントに着こなすコツ
スーツといえば、エレガントに着るコツは、
「ジャストフィットで着る」
ここを押さることができれば、
誰でもスーツを格好良く着ることができます。
メンズもレディスも一緒です。
同じ予算なら、生地で凝るよりも、
まずはオーダーで
スーツやジャケットを作ってみるといいですよ。
本格的なオーダーは必要なくて、
簡単なパターンオーダーなら
かなり安く仕上げることができます。
紳士服売り場での勤務経験から、
由美さんの的確な指示によって
ジャケットの袖の長さやパンツのシルエット、
裾丈の長さなどを指定、
スーツの生地や素材も細かく選んでいたそうです。
こういう時に経験が活かされるのって、
いいですね。
次のページに続きます。