低体温って?
低体温は病気の危険信号!
今日からできる、簡単ポカポカ術
低体温と冷え性は別?
冷え性は自分で気づいている人が多いのですが、
低体温は自覚がない人もいます。
質問) 何度くらいからが低体温?
答え) 36度を下回る体温は、
低体温と考えていいと思います。
低体温はいったい何がよくないのか?
体内のウイルスなどと闘う免疫細胞、
「リンパ球」が体内にあります。
一般的には、リンパ球の動きが活発になるほど、
ウイルスなどを倒す力が高まります。
体温が37度の時、リンパ球は激しく活動していますが、
体温が35度では、リンパ球の動きは鈍くなっています。
つまり、免疫細胞は温度の影響を受けます!
免疫細胞の動きが悪くなるということは、
病気にかかるリスクが高くなる、
ということになります。
ガンだけではなく、脳卒中や心筋梗塞といった病気にも、
かかりやすくなってしまいます。
体温は1度下がれば、
免疫力は約30%も低下すると言われています。
「冷え」というのは「万病のもと」
と言っても過言ではありません。
「自分は低体温?」
低体温セルフチェックの方法
低体温セルフチェック
1) 冷たい食べ物や飲み物をよくとる
2) 便秘や下痢になりやすい
3) きつめな服をよく着ている
4) 肥満気味である
いかがでしたでしょうか?
1つでも当てはまると、
低体温の可能性がありますよ!
低体温予備軍って?
または、現在は低体温ではなくても、
低体温の予備軍の可能性があります。
つまり、将来的に低体温になる可能性が、
かぎりなく高い、ということですね。
3)の「きつめの服をよく着ている」というのは、
血流が悪くなれば体温が下がるので、
きつめの服を着て血の巡りが悪くなれば、
体温が下がる、ということです。
4)の「肥満気味である」というのは、
「脂肪」には血管がありません。
ということは、脂肪には温めるものがないし、
脂肪自体も冷たいものです。
温めるどころか、脂肪は断熱材です。
外から温めようと思っても、
脂肪があると、なかなか温まりにくくなってしまうのですね。
太っている人は一見温かそうに見えますが、
実は冷えてしまっているのです。
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「体温を上げる、簡単な方法」